相続税の申告

概要

相続税とは、相続財産が一定の金額を超える場合に課される税金です。すべての相続について相続税が発生するわけではなく、相続税が課税される割合は、全相続のうち5%程度といわれています。

基礎控除

相続税は、相続財産の総額が次に掲げる算式で計算した金額(基礎控除額)を超える場合に課税されます。基礎控除額を超えない場合には、相続税は課税されません。

基礎控除額=5000万円+1000万円×法定相続人の数

申告期限

相続税は、相続開始があったことを知った日の翌日から10ヶ月以内に申告をしなければなりません。

遺産分割協議との関係

相続税の申告と遺産分割協議とは密接な関係を有しています。相続税の計算をする前提として、相続財産の評価が必要となりますが、ここでの評価額に遺産分割協議が関係してきます。特に不動産の評価については、誰がどのような不動産を取得したのかによって、評価額がまったく異なってきます。相続税の申告までに遺産分割協議が成立していない場合には、小規模宅地等の評価減の特例、配偶者の相続税額軽減等の特例をうけることができず、遺産分割協議を経た場合に比べて、相続税額が高額になる可能性があります。ただし、申告期限から3年以内に遺産分割協議が成立した場合には、そのときから4月以内に更正の請求をして、過大となった相続税額を取り戻すことができます。

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